米国製造業在庫循環モメンタムを7月分に更新しました。
(グラフは定点データ集に掲載しています)
このところ低迷していましたが、7月は更に下がりました。
出荷が弱いのが響いています。
米国経済は見た目ほど強くない感じがします。
こういう時期はディフェンシブ銘柄を運用の中心にするのが
セオリーです。
しかし、それは底が見えてからの話です。
米国製造業在庫循環モメンタムを7月分に更新しました。
(グラフは定点データ集に掲載しています)
このところ低迷していましたが、7月は更に下がりました。
出荷が弱いのが響いています。
米国経済は見た目ほど強くない感じがします。
こういう時期はディフェンシブ銘柄を運用の中心にするのが
セオリーです。
しかし、それは底が見えてからの話です。
米国製造業の11月在庫循環モメンタムは低下しました。
これまでの底バイから下抜けし、弱い状況を示しています。
しかし、その一方、12月の小売売上(除く自動車)は前月比+0.5%
で好調でした。
原油安でガソリン価格が下がり、消費者の購買力が改善した
効果が出た形です。この傾向が続くと、消費が米国経済を
支え、在庫循環モメンタムが持ち直すかもしれません。
8月の米国製造業在庫循環モメンタムは相変わらず
横ばいが続いていますが・・・
雰囲気が微妙に変化してきているように思います。
米国景気は、今年後半、少し悪くなっていくような
気がします。
なお、定点観測データ集のグラフは更新しました。
7月の米国鉱工業生産指数が発表されましたので、それに基づき、
在庫循環モメンタムのデータを更新しました。
リーマンショック以後は過剰生産による不良在庫を警戒している
ため、出荷に合わせて生産を増減させ、在庫水準を調整して
います。その結果、在庫循環モメンタムは長期にわたって
横ばい状態が継続しています。7月のそのままでした。
ただ、年初から少し変化が出てきています。
米国の在庫循環モメンタムデータを6月分に更新しました。
相変わらずの横ばい状態が続きます。
米国の在庫循環は横ばいで景気回復は緩慢です。