6月のマネタリーベースについて

マネタリーベースの前年同月比増加率は3~5月までは
予想を下回っていましたが、6月は予想通りの増加率に
戻りました。
ペースダウンは一時的なものだったようです。

定点観測データ集に黒田QE予想図を追加しましたので、
実際のマネタリーベースのグラフと比較してください。

 

日米のマネタリーベースを更新しました。

日本・米国マネタリベースデータを更新しました。
日銀が金融緩和ペースをこれまでとほぼ同じペースを継続しており、
一方、FRBはQE3が中盤に入ったことが判ります。
この対照的な金融政策が投資環境と経済にどのように影響してくるか、
慎重に見極める時期に来たようです。

本日のデータ更新内容

本日のデータ更新の内容は以下の通りです。

日本・米国マーケット指標:騰落レシオ・新高値銘柄数・新安値銘柄数
日本マネタリーベース・円ドルと円ユーロのソロスチャート
米国雇用データ

米国マネタリーベースデータ更新のお知らせ

米国の4月のマネタリーベースデータを更新しました。
QE3は予定通りに進行し、前年同月比14.1%増になりました。
ただ、週次データで見ると、2、3月に加速させた増加ペースを4月後半にペースダウン
しました。開始から半年以上経過し、増加ペースを落とす時期かもしれません。
そろそろ米国市場に関しては、金融相場の終了に備える必要がありそうです。

ユーロ・ドルのソロスチャートを更新しました。
このところ、少しユーロ高ドル安傾向になっています。
しかし、QE3の終了が近づくことを考えると、ドル安が続くとは考えにくいところです。
欧州経済は低迷しており、何かキッカケがあれば安全への逃避でドルへ流れる可能性も
あります。
また、信用収縮が発生した場合、ECBの金融緩和再開もあり得ると思います。

掲載場所:定点観測データ集、フォローアップデータ集/米国経済

日本マネタリーベースデータ更新のお知らせ

本日、日銀発表にもとづき、マネタリーベースデータを更新しました。
「フォローアップデータ集・日本経済」に掲載

黒田日銀スタート月です。宣言通りにQEを進めていくことが確認できました。
この増加ペースを維持していくと思われます。QEの効果はFRBが実証済み
ですが、やり方が大幅に違います。違いによる影響を考慮する必要が
あるでしょう。