バイアスを除くために(1)

投資をする際、行動にどうしてもバイアスがかかります。
バイアスとは2種類に分類できます。 認知バイアスと感情バイアスです。
認知バイアスとは、例えば、自分の相場観に自信を持ちすぎて投資行動を誤るというような
ケースです。
感情バイアスとは、例えば、プライドに囚われ、過ちを認めることを拒んで損切りしないという
ようなケースです。
各々のバイアスについてはそれを除く対策があります。フォローアップデータ集でデータを
掲載していますが、これらのデータを生かすことがその対策となります。

日米のマネタリーベースを更新しました。

日本・米国マネタリベースデータを更新しました。
日銀が金融緩和ペースをこれまでとほぼ同じペースを継続しており、
一方、FRBはQE3が中盤に入ったことが判ります。
この対照的な金融政策が投資環境と経済にどのように影響してくるか、
慎重に見極める時期に来たようです。

米国長期金利データを更新しました。

米国長期金利は4月以降上昇し、米国債価格は下落しました。
特にバーナンキショックで急上昇しました。そのため、住宅販売の
一部に影響が出ました。

直近では戻していますが、今後はQE出口が意識し、次第に
長期金利の上昇することになりそうです。

ただし、米国経済の回復が本物になるまでは日本のケースと
同じように低金利状態が継続する(横這い)可能性もあると
思います。