11月の在庫循環モメンタムは低下しました。
僅かですが再び水面下に落ちました。
出荷前年比が前月の大きな伸びの反動で
下がったのが原因です。出荷は横ばいが
続きそうな気配が濃厚で、生産調整がカギを
握る展開となっています。
デフレの時期の傾向なので、再デフレ化は実感
するレベルになってきたようです。
なお、グラフを定点観測のページに掲載しています。
11月の在庫循環モメンタムは低下しました。
僅かですが再び水面下に落ちました。
出荷前年比が前月の大きな伸びの反動で
下がったのが原因です。出荷は横ばいが
続きそうな気配が濃厚で、生産調整がカギを
握る展開となっています。
デフレの時期の傾向なので、再デフレ化は実感
するレベルになってきたようです。
なお、グラフを定点観測のページに掲載しています。
10月の在庫循環モメンタムは上昇しました。
ようやく水面上に浮上しました。
あいかわらず国内消費に力強さがありません。
しかし、生産調整で2ヶ月連続で在庫指数は
低下しました。
出荷が横ばいでも在庫が減少すると、経営は
楽になります。
(グラフは定点観測に掲載)
9月の日本在庫循環モメンタムは水面下の水準ですが
低下に転じました。
2014/4の消費増税で内需が弱く、それに加え、中国経済
の失速で外需も弱くなってきました。
海外頼みは虫が良すぎたようです。
経営者は慎重な見方の人間が増えており、防衛的行動に
シフトしつつあります。
本日、鉱工業生産指数が発表されました。
それに基づき、在庫循環モメンタムのデータを7月のものに
更新しましたので確認してください。
先週、総務省が4月の消費者物価(CPI)を発表しました。
増税後の月との初めての比較なので注目していました。
変動の大きい生鮮食品と国際市況の影響を受けるエネルギーを
除いたコアコアCPIは前年同月比+0.4%でした。
公共料金は去年の5月から増税適用なので、その分を考慮した
推定値は+0.2%でした。
(来月発表される5月のCPIが正確な数字です)
まだプラスを維持していますが、増税後は低下し続けています。
夏過ぎには0%まで落ちるかもしれません。
QEは消費者物価の上昇にはあまり効いていないようです。
デフレ対策が必要だと思います。