日本在庫循環モメンタム4月は上昇

日本製造業在庫循環モメンタム4月は上昇しました。
ただ、比較となる前年4月は消費増税後に激しく落ち込んだ時期
なので上昇するのは当然でした。どのくらい上昇するかが注目
されていましたが、あまり上昇しませんでした。

未だに増税の影響が消費に響いているようです。今後は増税の
影響が薄れていく月との比較になるので、実際の景気の強さが
データに反映されてくるはずです。
(定点観測ページにグラフを掲載しています)

2月の在庫循環モメンタムは低下

在庫循環モメンタムは2か月連続で上昇していたのですが、
2月は下落しました。
下に抜けており、11-1月の横這いは底打ちではなく、
踊り場で、下落トレンドを再開した可能性があります。

1997年増税時の底打ち水準は-15%くらいです。
更に5%低下するとその水準に達します。何も対策がなければ
更に下値があるかもしれません。

 

11月米国在庫循環モメンタムは低下

米国製造業の11月在庫循環モメンタムは低下しました。
これまでの底バイから下抜けし、弱い状況を示しています。

しかし、その一方、12月の小売売上(除く自動車)は前月比+0.5%
で好調でした。
原油安でガソリン価格が下がり、消費者の購買力が改善した
効果が出た形です。この傾向が続くと、消費が米国経済を
支え、在庫循環モメンタムが持ち直すかもしれません。

日本国債がマイナス金利へ

日本国債の金利がマイナスという異常事態が発生しています。
12月中旬以降にマイナス化し、年末にはついに4年国債まで
マイナス圏に突入しました。

1年国債・・・・・・・・・・・・・12/17マイナス突入
2年国債、3年国債・・・・・12/18マイナス突入
4年国債・・・・・・・・・・・・・12/29マイナス突入

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