日本製造業の在庫循環モメンタム(定点観測、日本経済)を更新しました。
米国雇用データ(米国経済)を更新しました。
日本製造業の在庫循環モメンタムは11、12月とほぼ横ばいでした。
去年の秋がボトムで強含みつつある感じがします。ただし、勢いは弱く、新政権の政策は
非常に重要であると思います。
米国雇用は民間の回復傾向が進んでいます。失業率が少し上昇しましたが、これは職探しを断念していた人が求職活動を再開し始めたためで、就業者数は増加しています。
一方、政府雇用は減っています。
日本製造業の在庫循環モメンタム(定点観測、日本経済)を更新しました。
米国雇用データ(米国経済)を更新しました。
日本製造業の在庫循環モメンタムは11、12月とほぼ横ばいでした。
去年の秋がボトムで強含みつつある感じがします。ただし、勢いは弱く、新政権の政策は
非常に重要であると思います。
米国雇用は民間の回復傾向が進んでいます。失業率が少し上昇しましたが、これは職探しを断念していた人が求職活動を再開し始めたためで、就業者数は増加しています。
一方、政府雇用は減っています。
パレートの法則 「2割が全体を支配する」 を耳にしたことがありませんか?
投資の世界では、誰かが儲けるということは、その分、誰かが損しています。皆が儲けて全員ハッピーはありえません。
少数派が先手を取って利益を上げ、後手を引いた多数派がその分の損失を被るのが、
投資の世界のルールです。
少数派の2割にいかにしてなるか?
「投資戦略とは、多数派と異なる投資行動を取るためのもの」
私はそう思います。
ヘッダー画像提供元:フリー素材屋Hoshino
今更といわれそうですが、単利と複利について取り上げます。
預金の利息などは複利です。毎年、付いた利子を元本に組み入れ、翌年は
●新元本=前年元本+前年利子
となります。 複利運用が「お金がお金を生む仕組み」と言われる所以です。
一方、単利は債券金利などがそうです。毎年、利払いが行われて元本に組み入れられることはありません。そのため、
●新元本=前年元本
と元本は増えません。
さて、そこで問題です。 100万円を単利2%と複利2%で20年間運用した場合、結果はどうなるでしょうか?
●単利2%で20年・・・・140万円 複利2%で20年・・・・148万円(1.05倍)
結果は複利が少し多いです。これが30年間だと、
●単利2%で30年・・・160万円 複利2%で30年・・・181万円(1.13倍)
差が開きます。これが5%だとどうなるか?
●単利5%で20年・・・・200万円 複利5%で20年・・・・265万円(1.32倍)
2%の時よりも差がつきます。 そして30年間だと、
●単利5%で30年・・・250万円 複利5%で30年・・・432万円(1.72倍)
更に拡大します。 単利と複利は期間が長くなるほど、そして、運用利回りが高くなるほど大きな差がつくのです。
資産形成は一時的なものではありません。長い時間をかけて行う事です。したがって、複利運用は必須です。日常使うお金ときっちり分けて資産形成専用のお金にしましょう。
意識的に行わないと、増えた分を少し使いってしまうことがあります。そうすると、単利運用していることと同じになり、10年後、20年後に大きな差となって帰ってきます。
運用技術は努力していけば上達します。そうなると、平均運用利回りは上昇します。そうなると、複利の効果で資産形成のスピードはアップするのです。
複利で運用による資産形成のグラフを示しておきます。
10%単利運用は6%複利運用に18年目に追いつかれます。 利回りは常識的な事ですが、実際にこの結果を目にすると、びっくりしますね。